現場監督の皆さん、今日もお疲れ様です。エナガパパです。
突然ですが、皆さんは今の働き方を、50歳、60歳になっても続けられる自信がありますか?私は正直、自信がなくなってます。
きっかけは、ある年の夏。気温35℃を超える猛暑日のことです。シートで囲われた足場の中は、風も通らずサウナ状態。そんな中、私はコンクリートの「浮き」を確認するため、1日中、床版(スラブ)の下側からテストハンマーを振り続けていました。
空調服を着てたものの、効果も薄く熱中症になりかけるような状況で、かつずっと上を向いている首は限界。
何より、ハンマーを振り続ける腕がパンパンになり、夕方には腕が上がらなくなりそうに…。「あ、これ、一生続けるのは無理だわ」そう悟った瞬間でした。

現在30歳手前。最近、第一子が生まれました。守るべき家族ができた今だからこそ、私は今年の「コンクリート診断士」試験に、人生をかけて挑むことを決めました。
今回は、なぜ私がそこまでしてこの資格にこだわるのか。「現場のリアルな苦悩」と「資格がくれる希望」について、包み隠さずお話しします。
まずは知ろう。「コンクリート診断士」ってどんな資格?
「名前は聞くけど、何をする人?」という方のために簡単に説明すると、「コンクリート構造物の医者」です。
人間も歳をとれば病気になりますよね。高度経済成長期に作られた日本の橋やトンネルも同じで、今まさに「寿命」を迎え、あちこちガタが来ています。
診断士の仕事は、大きく分けて3ステップ。
- 診察(調査): 現場でひび割れを見たり、叩いて音を聞いたりする。
- 診断(原因特定): 「これは塩害だ」「中性化だ」と病名を突き止める。
- 処方箋(対策): 「あと何年持たせるために、こういう補修をしよう」と提案する。
ただ直すだけでなく、「なぜ壊れたか」「どう直すべきか」を論理的に組み立てる、高度な技術職です。

最初に言っておく「2つのデメリット」
良いことばかり言っても嘘くさいので、先にネガティブな真実をお伝えします。ネガティブを知ったうえで、後悔のないようにしてください。
独占業務はない
医師免許のように「これがないと仕事しちゃダメ」という法律はありません。極論、資格がなくても調査自体はできます。診断士は国家資格に該当せず、あくまでも民間資格になります。
国家資格の中でも「業務独占資格」で言うと
- 司法書士・行政書士
- 建築士等
建設業界で言うと、施工管理技士は国家資格になりますが、「業務独占資格」とは少し性質が異なり、主に「設置義務資格(必置資格)」としての側面が強い資格になります。
4年ごとの更新が必要
一度取れば終わりではなく、更新料(内訳は、研修受講料8,800円と更新登録料7,000円の合計約1.5万円)が必要です。
「なんだ、じゃあ取る意味ないじゃん」そう思いますよね?でも、私の会社(橋梁の補修補強会社)では10人に1人(約10%)がこの資格を持っています。
なぜ、みんなこぞって取るのか? それには明確な「金」と「体」の理由があるからです。
【理由①】生涯年収を最大化する「若いうちの特権」
まずはシンプルにお金の話です。私の会社では、コンクリート診断士を取得すると「月10,000円」の資格手当がつきます。「月1万か…飲み代2回分だな」と思いましたか?これを甘く見てはいけません。
管理職になる前に取るのが鉄則
実はウチの会社(そして多くの建設会社)の給与体系には、ある罠があります。それは、「管理職になると資格手当が減る(または基本給に含まれる)」という仕組みです。つまり、平社員〜係長クラスの「若い期間」にいかに長く手当をもらい続けるかが、生涯年収を上げる鍵なんです。
- 月1万円 × 12ヶ月 = 年間12万円
- もし30歳で取って、管理職になるまでの10年間もらえたら… 120万円。
- 定年まで(形を変えて)評価され続ければ… 360万円以上の差がつきます。
30歳手前の今、この資格を取ることは、「ノーリスクで年収を底上げする最強の投資」なんです。
【理由②】「体力勝負」から「技術勝負」へのシフト
そして、これが最大の理由です。冒頭でお話しした「真夏の打音検査地獄」。あれを経験して、私は痛感しました。早めに技術勝負にシフトしていく必要があると。
シフトのきっかけになり得るのが、コンクリート診断士です。確かにコンクリート診断士は合格率15%前後の難関資格です。しかし、「ある条件」を満たすと、勉強時間を大幅に短縮できることをご存知ですか?
(詳しくは、こちらの記事「コンクリート診断士は最強資格!子育てパパの勉強法と有利な資格3選 」で解説していますが、実はコンクリート技士の資格を持っていると有利なんです。)

体力だけの現場監督は、いつか詰む?
今はまだ30歳手前で動けますが、40代、50代になって同じ動きができるでしょうか?もし怪我をして現場に出られなくなったら?家族を養っていけるでしょうか?
正直言うと、現場監督になる前は、現場で指示出して書類作成、発注者と協議する仕事だと思ってました。でも実際は現場に出てることが多いです。割と肉体労働に近い業務も未だにあります。
この仕事をずっと続けられるのかと、不安に思って働いている人多いのではないでしょうか?
そのためにも、選択肢は広げるに越したことはありません。
調査・診断という働き方の選択肢
コンクリート診断士の資格があれば、キャリアの幅が劇的に広がります。例えば「調査・診断専門の会社」や「建設コンサルタント」。これらの仕事は、現場での調査もありますが、
- 採取したデータの解析
- 診断報告書の作成
- 補修計画の策定
といった「オフィスワーク」の比率は現場監督に比べれば、高くなります。
「ずっと現場に出ずっぱり」ではなく、「現場とデスクワークのバランス」が取れる働き方。これなら、体力が落ちてきても、知識と経験で勝負し続けられます。
転勤リスクへの備え

もしゼネコンに勤めていると、ダムやトンネル等の郊外での仕事、特に現場監督は工期ごとに全国転勤のリスクがつきまといます。
子供が生まれたばかりの今、できれば家族と一緒に過ごしたい。維持管理や診断の仕事は、多くの人が利用する需要の高い構造物の補修がメインです。都市部の拠点をベースに動くことが多いため、「家に帰れる生活」を手に入れやすいのも大きな魅力です。
30歳パパの決意:今年絶対に合格する!
正直に言います。私はまだこの資格を持っていません。だからこそ、今の「危機感」を持って、伝えたいと思いました。
- 30歳手前という年齢的な節目。
- 「子供が生まれた」という責任感。
- 「10人に1人」の同僚が持っているという焦り。
- そして何より、「あの夏の過酷さ」「現場の過酷さ」から抜け出したいという切実な想い
これらが全て重なった今年、私は本気で合格を掴み取りに行きます。
忙しい現場監督でも、勝てる戦略はある

「現場が忙しくて勉強時間がない」その言い訳は、もうやめました。私と同じように、現場と育児に追われながら資格を目指すパパさん。絶対に負けられませんよね。現実、そんな忙しい状況でも合格してる人はいます。
このブログでは、私が実践している「隙間時間勉強法」や「実務経験記述の対策」など、合格に必要な情報を全てシェアしていきます。独占業務がなくても、更新料(※資格手当が出る会社なら費用は会社から出る)がかかっても関係ない。いざ転職になれば役に立ちます。
「家族を守るための安定」と「自身のキャリアの武器」を手に入れるために。今年、一緒にコンクリート診断士を攻略しましょう!始めるのに遅いことはないです。

育児👶・筋トレ💪・資格勉強📖の三立を目指して毎日奮闘中です。趣味も楽しみながら毎日を過ごしています!同じ目標を持つパパさん、ママさん、ぜひ一緒に高め合いましょう!リアルタイムの育児のことや日々のつぶやきは、X(旧Twitter)で発信しています。気軽にフォローして声をかけてもらえると、めちゃくちゃ励みになります!😊🌿


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